ロードレーサーにカーボンハンドルを導入



 こんなものをゲットしてしまいました。物欲が爆発した結果、 「ライトサイクル」さんで買い求めました。このハンドル、タダモノではありません。重量が実測で、なんと172〜3g。私がロードレーサーに付けているハンドルに比べて100g以上も軽い。従来のカーボンハンドルが実測で200g前後ですから、それに比べて30g軽いことになります。

 30g軽いと聞くと、多くの皆さんが「それくらいの差がどうした」とおっしゃるだろうと思いますが、実際に持ってみると信じられないくらいの軽さです。しかもライトサイクルの店長いわく、「同じものは、まだどこにもありません」。つまり現時点(2008年10月)では、超レアモノです。要は台湾で作られた、いわゆるノンブランドの超軽量カーボンハンドルです。やがて、いろいろなブランドが付いて出荷されるのでしょうけど、買ったばかりの頃はレア感をニタニタしながら堪能しておりました(笑)

 問題は、これをどうやって付けるかです。ロードレーサーのハンドルにはGPSのマウントなどを付けていますが、それらをどうするのか、考え直さなくては いけません。そう言えば、こやつのバークランプ径は31.8mmです。今付けているハンドルが26.0mmですから、ステムも交換しなければなりません ね・・・でも、それは大丈夫なんです。




 実は私、こういうステムを持っています。シマノが展開するPROブランドの「PLT-OS」とかいうステムで、バークランプ径は31.8mmです。実はこのステム、間違って買ってしまい、お蔵入りしていました。

 私のブログ「東葛人的道楽」で、同じ長さのステムを買ったバカ話を書いたことがありますが、実はその前にバークランプ径を間違って買ったのが、このステムです。あまりに恥ずかしいので、ばっくれていたのですが、ようやく使い道ができたので、今回公開させていただきます(爆)

 実は、最大の問題はGPSをどこに付けるかだったのですが、これまでハンドルに取り付けていたハンディGPS用のRAMマウントをステムに移動させることで解決しました(その件はこちらを参照)。




 実際に取り付けると、こんな感じです。バーテープはちょっと“通”ぶって途中までとしました(笑)。実は、このハンドルには指の形にくぼみがあり、ハンドルの上段を持った時にピッタリとフィットするようになっています。そこをバーテープで巻いてしまうのも、なんかもったいないので、こんな巻き方にした次第です。

 で、走ってみてビックリです。カーボンハンドルの振動吸収が素晴らしい。特にステムから遠い位置、つまり下ハンを持つと、地面のデコボコによる突き上げが完全に丸くなっています。ハンドルの上部を持つのとでは、まるで別の自転車に乗ったような印象です。これでますます下ハンを持ってガシガシ走りたくなりますね(そんなことないか、笑)

 ところで、カーボンハンドルのセッティング、かなり怖かったです。ハンドルのステムへの取り付けや、コントロールレバーの装着で、締めすぎるとカーボンがバッキといきそうです。MTBで使っているアルミ内蔵のカーボンバーの時のように、お気楽に締めるわけにはいかないので、慎重に、慎重に・・・もう冷や汗ものでした。ところが、あまりに慎重になりすぎて、事件が・・・その話はこちらでどうぞ。



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